以前、
「【実測シリーズ】Surfgauge 試作室_ハンディな ポータブル 表面張力計の提案」
と題した投稿で、現場志向のハンディな表面張力計を提案いたしました。
マイクロヘッドを手で回すときに、装置に振動が伝わってしまい、安定した液滴の
滴下をそがいし、ばらつきを生み出す要因になっていました。
当時、この点を改善しないことには、商品化は難しいとの判断に至りました。
最終的に、装置を自動化することで、測定者の動作を最小限にすることで、解決
することができました。
以下、測定中の動画です。
(動画の右下の設定で、画質を変更すると、多少鮮明になります)
動画内容を解説しますと、
・試料を入れた、ディスポタイプのシリンジをセットします。
・流量の設定(3段階)を選択し、一定量、液滴を滴下します。
・滴下を止めると、表面張力値が表示されます。
以前の投稿でも述べましたが、
現場で、簡便に、手早く、測定可能な表面張力の測定機器は、色々な制約があり、
実現が難しいと考えられました。
この装置で解決できると思います。
近日、リリースを予定しております。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。